ブコメするのに疲れてしまった。

6月頭頃からブコメをしないようにしている。

数日は本当にホットエントリも見ないようにしたが、さすがに堪えきれず、ホットエントリやブコメを見てスターを押したりしているものの、ブクマは控えている。

大袈裟かもしれないが、連日、あまりにも頭にくるニュースが多く、怒りを、憎しみを言語化した上でアウトプットするのがしんどくなった。

 

桜を見る会」全盛期に「金額が小さかろうと誤魔化す奴らに、巨額の国家予算を委ねられるか」という意味合いのことをどなたかがブコメで言及してたのは、今思うと大変予言的でかつ的を射た指摘だった。

平時に「少額」であろうとろくに説明もしない、公文書も残さない奴らが、非常時に「これは国家の一大事ですね、私腹を肥やすのをやめて国家のために尽くします」と襟を正すわけもなく、むしろここぞとばかりに火事場泥棒(という言葉でさえこの百年に一度レベルの非常時には生温いが、残念ながら適切な罵倒の言葉を俺は知らない)を働きだし、例によって国民よりお友達重視で、ろくに説明責任も果たさなけば、出せば簡単に野党・マスコミの追及を一刀両断できるであろう公文書も出さない。

 

少なくとも、俺の常識では理解できない出来事が毎日のように起きている。「政権末期にはよくある光景」といえばそうかもしれないが、それにしてもあまりにも醜悪で筆舌に尽くしがたい。

 

10万円給付、そして #検察庁法改正案に抗議します と、3月頃からネットの声が政府を動かしている感触は確実にある。ブコメでどうなるとは思わないが、選挙は白紙委任状ではないので(恐ろしいことに、何故かそれさえも理解できない人がいるようだが!)、選挙でもたかだか一票の積み重ねで議員が選出されるように、ネットだろうがなんだろうが、ツイートひとつ、一人一人の声が積み重なり、世の中が変わっていく可能性は、たしかに、ある。

 

だが、怒りを表明するのにさえ疲れてしまった。ネタブコメくらいすればいいんだが、大喜利に参加する気力もなくなった。スマホからアプリも消し、ブラウザのブックマークからも削除した(が、アドレスバーに「b」と入力すると、https://b.hatena.ne.jp/ がサジェストされるし、アクセスしてしまうが)。
こうしてダラダラと久々にブログを書いているが、100文字程度だろうと、スター目当てに自分の考えをまとめるのを忌避するようになってしまった。2009年頃からブコメをするようになったが、しばらくただのROM専(という言葉もきかなくなった)でいこうと思う。

また明日な。